ゲームをプレイするように「問題解決」に臨む。その仕組みはエピックウィンと 協力者、そしてフィードバックだ。 #society #game #life #lifehack
「どうやって現実の世界の問題をゲームで解決するんだ?」と思われるでしょう。それこそ私がこの数年来 インスティテュート・フォー・ザ・フューチャーで取 り組んできたことです。パロアルトにある私たちのオフィスには、このような横断幕があり、私たちの未来との関わり方を訴えています。私たちは未来を予測し たいのではなく、未来を生み出したいのです。最良のシナリオを思い描き、それが現実になるよう人々を力づけるのです。私たちはエピックウィンを想像し、人 々にそのエピックウィンを達成する手立てを与えたい。ゲー ムで築くより良い世界 (TED Talks) - Fine Software Writings
ゲームをプレイするように現実の「問題解決」の臨む。多分、ある程度の成功, 成功に向かっている人は自然に、あるいは身につけた習慣としてそうしてるんだろうけど、大多数のrest of usにとっては、そのための「仕組み」や「仕掛け」が必要なんだよな。
このスピーチで明かされた「仕組み」の一端は「エピックウィン」(壮大な勝利)と、山ほどの「協力者」、そしてポジティブで分り易い「フィードバッ ク」かな。
現実の世界は確かに、そんなものであふれるほど優しくも豊かでもない……それが、まっとうなオトナの見方だと思う。でも、本当はそれは違うのかもし れないね。
そんなものあるわけないよ、と思うから見つからないだけで。あるいは、なければ作ればいいというシンプルな解決に向かわないだけで。
……そーいや、よく考えると、成功したオープンソースプロジェクトの大半は:
- 「エピックウィン」 世の中を、ちょっとよくするプロダクトの開発。悪の帝 国との戦い、そして勝利。まつもとゆきひろ氏のコトバを借りれば「適切なサイズの問題」への挑戦。
- 「協力者」 オープンソース開発者とエンドユーザ、そしてコミュニティ。
- 「フィードバック」 無数のレポートやレビュー, 賞賛などなど。近年では金銭的にも報われたりするし。
こう三拍子そろってるんだよね。
ボクたちは、子どもたちを育てるためにこのテーマを適用できる。では、ここで問題。ボクは、それを具体的にどう実装することができるか?
週末あたりゆっくり考えてみよう。