iPhoneをクレジットカードリーダに変身させるアクセサリに関するニュース。
ボクは、すでにiPhoneなしでは生活できないほどになってて、だからSquareにも期待してた。でも、記事からは、なんだか成功は難しそうな 印象を受けるんだよな。
Twitterの共同創設者兼会長であるJack Dorsey氏が立ち上げた新しいモバイル決済ベンチャー「Square」について、ほんの少しだけ情報を得ることができた。予想通り、Squareは 「iPhone」をクレジットカードリーダーに変身させる小型のハードウェアアドオンである。
Twitter共同創設者の新ビジネス「Square」--概要が明らかに - CNET Japan 使い方は:
- 「Square」でiPhoneにクレジットカードを読み込ませる
- 「従業員」が請求金額を入力する
- 「顧客」がサインする (記事中には
指先で
とあるので、おそらくiPhoneの画面上での操作) - 「顧客」, 「従業員」のいずれかが、領収書の送付先のe-mailアドレスを入力する
- 「顧客」の口座から「店舗」が指定する銀行口座に入金される
こんなやり取りになるらしい。
「ユーザインターフェイス」がどんな風にデザインされるかは、まだ分からない。でも、なんだか、まどろっこしいような気がしてしまう。そのあたりは 「デザイン」の力で大きく変わる部分ではあるのだけど。(優れたデザインは、それに触れて使うこと自体を楽しくしてしまうものだし)
「店舗」側にとっては、クレジットカードを読むための「設備」が要らないところがプロフィットかな。でもWi-Fiなどの設備が別途ないと電波が届かない店舗では使えなそうだし、そもそもiPhoneを持ってない顧客に対しては従来どおりの「決済」を行うか ら本当に「設備」が要らなくなるわけじゃない。そう考えると「店舗」側が、積極的にこれを受け容れる理由は見当たらない。
「顧客」にとっては、最初から領収書が電子化された状態で届き、
決済した店舗の位置を示す地図が含まれる
(引用元の記事より)ところ だろうか。でも、そのために余分のお金を払う気になるかしら? そもそもSquareに対応している店舗の数がどのくらいから始まるか、を考えると利用機会そのものが少ない。
Squareのビジネスはリアル空間での「決済サービス」と見ると「普及」がどのくらい進むか次第だよね。でも、Squareに普及をドライブ する武器があるようには思えないんだよなぁ。シリコンバレーなど一部の「特殊」な地域では可能性があると思うけど、その程度の普及じゃビジネスが成立しな いだろうし、Squareの創業者がそんなコトをやりたくて事業を起こしたとも思えない。
Web上の取引や、他のモバイル機器(スマートフォンやケータイ)まで対応が拡がれば、面白い展開になるかもしれない。特に「小額決済」は、まだ勝 利者のいない海だから。
おそらく。
まだ何かを隠し持ってると思うんだ。たぶん報道で前面に出てる「iPhoneをクレジットカードにする」みたいなものは、ほんの表層に過ぎなくって。
それこそ「買い物」のユーザエクスペリエンスを変えてしまうような何か。でも、いったい何なんだろうなぁ。
──蓋を開けてみたら「何か」なんて、なかったりしてね。でも、もしそうだったら確実に「期待はずれ」で終わっちゃうと思うよ。