iPod share
先週の終わり頃、iPod touchが正式に発表されたかされないかという頃のコト。
友人: 今度のiPodはiPhoneからケータイ機能とったヤツだって。
桜井: へぇ。その次はどんなのが出るんだろうねー。
友人: iPod meganeとかじゃね? ウェアラブルに眼鏡なの。
桜井: ソレはクールじゃないだろ。それくらいなら、iPod ubiquitousとかどうよ? 遍在するiPod。そこら中に再生端末が埋め込まれてて、手元のiPodで再生を指示すると鳴り出すとか。
友人: 社会インフラ的にムリだろそれわ。iPod shareってのはどうだ? すれ違った人がiPod持ってると、その曲を再生できるっての。
桜井: む──それ、マジにクールじゃね?
こんな会話があった次第なんである。
実際、他愛ないムダ話のネタとはいえ、このアイディアはなかなかに悪くない。
なぜなれば:
- iPhoneは『常にネットワークに接続されている』コト, またそれを使った新しいユーザエクスペリエンスが前面に打ち出されているプロダクトである。
iPod touchもWi-Fiのみという限定したカタチではあるが、同じコンセプトが継承されている - TechCrunch Japanease - Aka Aki一ドイツ発、「街なかで」モバイルソーシャルネットワークによれば、すでに
街中でソーシャルネットワークするサービス
が動き出している。 - ここ1,2年のトレンドとして、ソーシャルネットワークサービスは伸び盛りの時期にある。
しかし、アップルはこの分野では特に目立った動きを見せていない。 - 街中ですれ違ったヒトと音楽を共有する、なんてユーザ体験は今のところ見当たらない。しかし、いかにもクールだ。
すでに実現可能な基盤はある。(ケータイとWi-Fi)。──まぁ、コンテンツホルダ(楽曲とか映像とかの権利ってよりむしろ利権関係を持ってる人たち)との気の遠くなるような調整を除けば、だけど。
しかし、サービスとしては市場動向として伸び盛りで、かつアップルとしてはまだ押さえていない分野である。さらには、次の点で(ボクが思うところの)アップルらしさを満たしている。
- クールである
- 驚きをともなった新しいユーザ体験を提供する
そんなわけで、案外ホントに来るんじゃなかろうかと思ったりしたんである。
──むしろ、是非ともやってもらえないもんだろうか? もしリリースされたら、購入すること間違いないのだけれど。
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