企画書ってのはなぁ
「計画書からヒト・モノ・カネを外したら企画書だよ」
ある社内システムの再構築に関する企画書に頭を悩ませていたところ、たまたま通りかかった元上司の一言。「やー、企画書ってなんなんですかね」と何気なく言った同僚の問いかけに、間髪要れずスパッと出てきた答えである。
項目であげると次のようになる。(粒度も精度も実際の計画に対して、粗くはなるだろうが)
- 背景
- 目的 (何を目指すか)
例: リードタイムを短縮する - 目標 (目的の達成の指標)
例: リードタイムを10日から5日に短縮する - 基本的な考え方 (計画をどのように進めていくか)
- 課題 (あるべき姿と現状のギャップ)
- 方策 (あるべき姿と現状のギャップを埋めるためのアプローチ)
企画にゴーが掛れば、今度はプロジェクトを立ち上げ、本格的にリソースを投入してヒト・モノ・カネを計算する運びになる。(ヒト・モノ・カネ以外の部分もブラッシュアップされていくわけだが)
言い換えるなら企画書ってのはボスに「本格的に計画書を作りたいから、リソース投入してもいい?」というお伺いを立てるものだと思えばいい──ってことらしい。
以上。
スパッと言った元上司の台詞の切れ味に敬意を表してblogにエントリをアップした次第なんである。
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