2009/10/22

RE: 出版業界を救うのはApple?:全く新しいコンテンツ体験が可能に

元記事はAppleのApp Storeの規約の改定(iPhone Appを無料で配布し、追加「コンテンツ」に対して課金してもよくなった)を話の枕に、これからは「出版業界」を救うのは「電子書籍」だろう, そして「電子書籍」の市場の最後の一押しをするのは、Appleが出すかもしれないタッチスクリーンのタブレットPC(いわゆるウワサのiPad)だろう、という記事。

ちょうど、iPod+iTunesが「音楽業界」の市場を電子の世界にも拡張したようにiPad/iPhone+App Storeが「出版業界」の市場を拡張するだろう、ってスジガキ。

なにしろAppleは「流通」/「決済」の仕組み(App Store), コンテンツを表示するためのデバイス(iPadは、まだまだウワサ/推測の段階だけど), さらに「顧客」まで押さえている。しかもAppleの顧客たちと来たら、アーリーアダプタで電子メディアと仲良くて、さらには「電子情報にお金を払う」(わお!)のがアタリマエになってるんだもの。

ボク自身で言えば、たとえば毎週欠かさず買っている週刊少年ジャンプやらがApp Storeで買えるなら、たとえ紙媒体のときと値段が変わらなくてもそっちに移行すると思う。なにしろ荷物にならないし、いつでもどこでも読めるんだもの。そしてその場合の利益率の高さったら……もう出版業界が「電子の海」に向き合う時代は、すぐそば(3年以内)まで来てるよ。間違いない。

内容:

"米Apple社は10月15日(米国時間)、『App Store』ポリシーについて、小さいが重要な改正を行なった。無料の『iPhone』アプリケーション内でもコンテンツを販売できるようにしたのだ。 この動きはアプリ開発者たちに好影響を与えるが、出版業界などの、コンテンツを販売する業界全体も好影響を受けるだろう。また、Apple社が待望のタッチスクリーン・タブレット機を発売すれば、こういった業界はさらに大きな利益を得られる可能性がある。"
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