2010/06/24

タスク管理とスケジュール管理、ホントは一体のものだよね。割り込みが少ない ならスケジュール管理に、多いならタスク管理に寄せたらいい。 #lifehack

RTMの使用を停止し、数週間テストした結果としては、「スケジュールにタスクを時間割風に落とし込め ばそれだけで私の仕事は滞りなく回る」という結論に達しました。私の場合、Googleカレンダーに期日(=締め切り)を明記し、プロジェクトとルーチン のカレンダーを必要数作り、逆算思考的な段取りで 「何月何日何時に何をやるか」を30分一塊としてGoogleカレンダーに入力すれば、十分仕事が回ってしまうことが判明しました。尚蛇足ですが、ついで に手帳の使用も止めてみました。iPhoneアプリの「Refills」であればスケジュールも大まかなTodoリストも一緒に管理できるからです。これ も結果として別に私の仕事に手帳は必須なものではないという結論になりました。今ではiPhoneと5x3インチカード+ジョッターだけで全ての仕事を回 しています。

もっとシンプルに言うとこういうことです。1日8時間という労働時間を30分一塊ですから、1日には最大16コマの授業(仕事)を入れることができるわけ です。その16コマの中には「A-Project(青)」だったり「ルーティンワーク1(オレンジ)」だったり、「B-Project(赤) Mtg」などと書いておくだけという簡単なことです。Googleカレンダーのバーチカル表示で見れば、どれくらいかかっているのかも一望できます。一応 Project毎にTodoを書き付けた5x3インチカードがありますが、スケジュールを見ただけでは仕事の内容が思い出せないような仕事は皆無だったの です。
タ スク管理とスケジュール管理を分ける必要があるのだろうか? - Find the meaning of my life

タスク管理を全てスケジュール管理に統合したというお話。なかなか快適そうで羨ましい。

ただしタスク管理を、きちんと経験したからできることでもある。なのでスキルとしてのタスク管理は変わらず重要。加えて、割り込みの仕事が比較的少 ないってのも条件としてある。

割り込み中心だと、スケジュールに落とさなくていいからタスクをスタックして順次とりだして処理してろ……って話になるからね。

そもそもクラス構造的には「スケジュール」は特殊化されたタスク(時間軸に対してマッピングされたタスク)なので、タスク管理に対してスケジュール が統合される方が自然なハズなんだ。だから@nokibaさんの:

エントリでKazumotoさんは、「全てのタスクを予定として扱ってみたら」と実験していますが、私が やって いるのは、「予定も全部タスクにしてみたら」ということです。

予定をタスクとしても、タスクを予定としても、どちらか一方にしてしまえば、それはほとんど同じことになります。ですが、ちが うところはあります

私は「予定」と「タスク」を次のように定義しています。

「予定」とは開始時間が決まっているタスク
「タスク」とは開始時間が決まっていない

「予定」と「タスク」 - ライフハック心理学

こっちのやり方の方が、汎用性が高くて扱い易いと思う。問題は見やすさと、特殊化したタスク(スケジュール)を上手く扱ってくれるツールが見当たら ないところ。

属性(時間軸)と表示(カレンダー上の時間をタスクが占有するみたいな)の問題だけなので、ソフトウェア的には実装は難しくないと思うんだ。理想は タスクプールをアルゴリズムが自動的にスケジュールへ割り当ててくれることなんだけど……まぁ、そこまでいくとちょっとしたイノベーションかもしれない。

……でも、なんでだか、ボクの知る限り、そういう発送のタスク管理アプリケーションは見かけないんだよね。誰か作ってくれないもんかしら。

さておき。そういう状況の中で、タスク管理とスケジュール管理が統合できるメリットは大きいよね。ツールもアレコレいいのがあるし、管理しなくちゃ いけない対象が減るってのは単純に楽だもの。

……そーいえば@kazumotoさんは、創造的反 逆児として割り込みの少ない環境を自分で作ってたんだっけ。ボクが真似するなら、まずはそこからかなぁ。

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