2006/09/11

こんなのも書いてます:『雪野に散る桜、雲海に浮く桜』

 ボクが入りびたるように遊んでいるコミュニティの一つ語り部の企画で狭間06というのがある。
 語り部って何? という話は以前に語り部についてつらつらでも書いたけれども。もう一度『語り部ってなんだろう』から引用しておく。

現在の語り部総本部では、TRPGを基本においた共同創作環境を提供しています。ゲームシステムと世界設定により構築された架空の世界を舞台に、その架空世界における事実――物語を、作成し共有していくという遊びを行います。具体的には、お話しをかいたり、イラストを描いたり、セッションをしたり、キャラクター会話で遊んでみたり、設定を作成したりするわけですね。

語り部って何だろう:簡単にいえば共同創作コミュニティ』から引用

 で。
 狭間06ってのは『共同創作環境』の一部として用意された幾つかある世界設定の一つなんである。
 ジャンルで言えば──ほのぼのテイスト入った現代ファンタジーというところ。オカルトやファンタジーな存在がアリアリの世界で、世界を揺るがすほど派手でもない異能をもったキャラクター達の日常生活、という舞台設定である。
 肩肘はらないで、ちょっと不思議な話を書ける辺りがお気に入り。
 で、そんな掌編を一本書いたのでリンクを張ってみようと思った次第。

『雪野に散る桜、雲海に浮く桜』

 うららかな春の日に、似たもの同士がばったり会って──
 なんとも長閑な風景であるという、ただそれだけの話。

 お手すきの時になど、ご笑覧いただければ幸いである。

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