『愛してるって言ってみ?』
ある雨の休日の昼下がり。
テレビ画面には有名ロールプレイングゲーム。
「愛してるって魔法の言葉だよね」
「──どーした唐突に?」(てれれれれれれーん♪)
「耳元から流れ込む媚薬ってゆーヤツ?」
「────は?」(たったかたーっ♪)
「あるいはオンナノコに必須の栄養?」
「──────熱でもあんのか?」
「ノリ悪いなぁっ」
「いきなりそんなコト言われても、どう反応して欲しいのかわからんだろーが」
「もっと沢山、愛してるって言って欲しいってコトじゃん」
「あー、はいはい」(てれれってってーん♪)
「──」(じーっ♪)
「まだなんかあんのか?」(ぴっぴっ♪)
「愛してるって言ってみ?」
「──」(ふぅ)
「言ってみ?」
「愛してるって魔法の言葉だろ?」
「うんっ。だから言ってみってば」
「沢山言い過ぎるとマジックポイントがなくなるからさ」(てーれーれー♪)
「ゲームのやりすぎぃっ!」
──宙を舞うミントグリーンのクッション。
解説
Creator's Networkの『#もの書きログの2005/05/18 21:00:00頃』から。
オチの台詞をまず思いついて、あとツラツラと流れを作ってみた──という感じで。でもキレがイマイチ、かな。
『愛してる』って言って欲しいと強要するのは、と言う向きもあると思うけども。
逆に素直にワガママ言える可愛らしさを見てもらいたい──と、思う今日この頃。
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