『頑張る』についてつれづれ：そのいち

　ある人の日記で、頑張るということについて色々と話をした。
　──けども、なんだか自分の意見を押し売りになってきたのでストップ。やっぱり、ヒトサマの日記で延々と持論を語っちゃいかんよね。うん。
　とはいえ。
　いい刺激をもらって、思いつくところが幾つかあったので、書き残しておかねば勿体ないと思い記事に仕立ててみた次第。

　ボクはなるたけ頑張らないでいたいタイプである。
　肩の力を抜いて、ふわふわ。
　これが理想。どうにも始終、肩に力入れて頑張ったりするのは性に合わない性質らしい。

　ただ、だからといって頑張ることがカッコワルイとは思わない。

　それはとても大事なことだ。
　ボクだって必要があればやっぱり肩に力入れて頑張ったりする。

　でも『頑張ってる/頑張らない自分』に酔ってる人を見るとカンチガイしてないかな、と思うことはある。
　頑張るも頑張らないも、モードの使い分けに過ぎない。
　『頑張ったり頑張らなかったり』するコトと『得られる結果』との価値はまったく無関係だ。

　得られた結果が、頑張ったコトによって価値を増すわけじゃない。逆に頑張らなかったコトで減るわけでもない。それぞれ逆もまた真なり、である。
　欲しいと思った結果，或いはそれに少しでも近い結果を得るために『頑張ったり/頑張らなかったり』するだけのことなのだ。
　頑張ることで実力をより発揮できるヒト/トキ/コトがある。その逆もある。
　頑張れるだけ頑張った方が悪い結果も受け入れやすいヒト/トキ/コトがある。その逆も、やっぱりある。
　それだけのことだ。
　頑張るも頑張らないも、時々に応じて適切な選択をすればいい──まぁ、それがなかなか難しいのだけど。

　カッコイイか否かは『何処に向かっているのか』と『目をそらさずゴールに向かい続けているか』に掛かっている。そこに『頑張ったり/頑張らなかったり』は無関係だ。
　歩こうが走ろうが、ゴールにたどり着けさえすればいい。ゴールまでの距離を見ながらペース配分するのも大事だろう。
　でも『頑張ってることを言い訳にする』こと、それから『頑張らないことを言い訳にする』ことは間違いなくカッコワルイ。
　ボクは、そう思う。

　だから。
　頑張ってることを言い訳にしない。それから頑張らないことも言い訳にしない。
　改めて、その二つを心がけたい。
　カッコワルイ自分にならないために。

　そんなコトを思ったのである。
　もう一つ思ったことがあるんだけども、それはまた別の記事で。