2007/02/26

いのり feat.SAKURA

 今さらながらだけどもDef Techのいのり feat.SAKURAという曲がボクの中でキテいる。

デフテック。Shen(シェン)とMicro(マイクロ)からなるクリエイターユニット。

パフォーマンスだけでなく、作詞作曲・アレンジ・プロデュースも自身の手でおこない、新たなジャンル“ジャワイアンレゲエ”を確立させつつある。

2005年にリリースした2枚のアルバム「Def Tech」「Lokahi Lani」で280万枚以上の売り上げを記録。揺るぎないポジションを確立した。

Def Tech : official website [profile]より引用

 知っている人には今さらな彼らの紹介。
 ボクはMy Wayにすっかり参って、以来iPod shuffleには常に彼らの曲が入っている。
 キモチいいリズムとメロディに、てらいもない優しさ全開の歌詞が寄り添っている──そんな感じのアーティストである。

 で、いのりのコト。
 なんでも、若くして死んだ佐久間洋之介というサーファを偲んで作った曲なんだそうである。ボクは彼のことは知らない。ただ色んな人に愛された人らしい、ということはGoogleで検索するだけでも分かる。
 ボクは彼のための鎮魂歌として、この曲が作られたという事実を知るだけだ。

 でも鎮魂歌ではあるけれど、さめざめと涙に濡れたりはしていない。
 大好きなヒトが逝ってしまった事実を受け止めて、でも確かに傍らにある彼の光と共に明日へ歩いていくことを誓う──そんな曲だ。
 涙に濡れない、溺れない。そんなところが彼ららしいと思う。

 そんなボクの下手くそなゴタクは抜きにして。
 ホーリーなメロディと、喪失にさえ前向きに立ち向かう力強い歌詞,それからDef Techの二人とSAKURAの声のユニゾンは聞き応えがある。(カラオケ好きのために添えておくと歌い応えも)
 リンクしてあるDVDも\500-とお安くなっているので、一度聞いてみて欲しいと思う次第なんである。聞けば、きっとアナタの胸にも届くものがある。

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