2009/02/23

侍戦隊シンケンジャーのここがスゴイ

日曜日の朝07:30から09:00、テレビ朝日のスーパーヒーロータイムであり、息子ができて以来、ボクがほぼ欠かさずテレビに張り付く時間帯。

平たく言うと、スーパー戦隊, 仮面ライダー, プリキュアと、小学校低学年の良い子の皆に鉄板な番組枠である。

とりわけ、トップバッターを切るスーパー戦隊なのだが。

残念ながら去年のゴーオンジャーはイマイチ乗り切れず、実はサボって仮面ライダーから始まる日曜日が続いてた。どうも、こう、子供だましな感じが見 え見えでイタダケなかったんである。AV出身のお姉さんが敵幹部に! なんて話題作りもあったりしたのだけど、そのあたりは最初から期待の外だったし。(むしろシルバーの女の子の方がえっちぃ感じだったしさ)

そんなわけでスーパー戦隊はそろそろ終わりかな、と思ったいたのだけど。

ところが、シンケンジャーである。

この世とあの世の間、三途の川に棲む妖怪、外道衆。代々外道衆と戦ってきた侍・志葉家の当主、シンケンレッドこと志葉丈瑠は、日々外道衆の尖兵・ナナシ連中と戦いを繰り広げていた。外道衆の更なる侵攻の気配を感じ取った志葉家の従者・日下部彦馬は、丈瑠に対し外道衆と戦うための家臣を集めることを進言するが、丈瑠は現代の世に殿様として他者の上に立つことへの不快感から、これを拒絶する。

そんなある日、ついに外道衆の幹部たちが目覚め、この世への本格的な襲撃が始まる。機が熟したと見た彦馬は、独断で志葉家家臣が育て上げた4人の若者を招集。丈瑠も渋々ながら彼らを仲間にすることを承諾し、シンケンジャーと外道衆の長き戦いが始まる。

Wikipedia - 侍戦隊シンケンジャーより引用

予告を見た瞬間から、ピピッと来てしまった。これは激走戦隊カーレンジャー以来のアタリだぞ、と予感してしまったのである。そして 2009.02.15 に始まった第一話を観て、すっかり魅了されてしまったのである。

そんなわけで、すでに第二話も終わって出遅れ感もありつつ、本日はシンケンジャーのここが凄い、というお話。

  • レッドがお殿様。しかもツンデレでじいや付き!
    必然的に、他の四人は家来である。ブルーは殿様萌えな歌舞伎役者, イエローは純朴そうな田舎娘, グリーンとピンクは「家来? なにそれ?」という態度のイマドキの若者という品揃え。これでドラマが期待できないわけがない。
  • ショドウフォンで『馬』って書くと馬が出てくる!
    書道の筆とケータイ電話の組み合わせだけでも「なんじゃそりゃ」なのに、魔法戦隊マジレンジャーにでも出てきそうな魔法っぷりである。この魔法の力、ネーミングがまた秀逸で『モヂカラ』というんだそうな。
  • シンケンジャーなのに、専用武器が真剣じゃない!
    レッドは斬馬刀はぎりぎりセーフとしても、ブルーは弓, ピンクは扇, グリーンは槍, イエローにいたっては巨大手裏剣である。一応、普段使いの武器はシンケンマルって名前で真剣のカタチはしてるんだけども。
    ちなみに、ツバの部分は円錐をつぶしたようなカタチで鏡になっており、秘伝ディスクなるものをはめてまわすとパラパラ漫画の原理でディスクに描かれた絵がアニメーションする。これまたなかなかカッコイイよね。
  • 折神がカワイイ
    仮面ライダー響鬼ディスクアニマルを思い出せる和チックでディスクチックな折神たち。普段は手のひらサイズなんだけど、ショドウフォンで『大』の字を書くと巨大化するという仕掛け。
    ボクはイエローの猿折神が一番お気に入り。仕草がちっちゃい子供みたいでカワイイよ、猿折神。
  • 敵幹部がオドロオドロシクてカッコいい。
    デザインも台詞回しもなんか雰囲気が出てていいんだ。三途の川を溢れさせる、って目標も和のテイストでカッチョイイ。やっぱ、敵キャラがカッコいいってのは重要だよね。

とにかく、もう、今年はシンケンジャーが要チェックなんである。朝、眠い目をこすりながらでも観る価値あるよ、断言しちゃうね。

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