2009/10/06

「計画書」の要件 - わが部署のエライひとがのたまわく

あるときの朝礼で、わが部署のエライひと(役職的にも能力的にも)がのたまわった「計画書の要件」に関するお話から。ボク自身の備忘録として。

まず「計画書」を構成する要素は:

  • 表紙
  • 背景
  • 目的
  • 目標
  • 基本的考え方
  • 変更前後の「業務」や「コンピュータシステム」の姿
  • コスト(投資)とプロフィット(回収)
  • 実施体制/組織
  • スケジュール

上記の通り分け、特に「表紙」〜「基本的考え方」までが、きちんと練れていないと計画全体が上手く行かない、と言う。(朝礼の話では「従って、わた しは基本的考え方までしか見ない。忙しいし」と続けて笑いを誘ったんだけど、それは余談)

では、その重要な前半部分のそれぞれの要素の定義は:

表紙
計画書の全体を想像できる内容になっていなくてはいけない。(計画書の活動を要約したタイトルであるべき)
背景
「計画」の活動が必要になった背景。目的に対する「なんのために」の部分。
目的
「何」を「どうする(どういう状態にする)」か?
目標
「目的」の達成を表す指標。「いつまで」に「定量的な指標でどうなっているか?」。
計画完了の条件であるため(誰でも分かって納得できるように)「数値化」が求められる。
基本的考え方
「目標」を達成するための「アプローチ」と「方法論」。

上記のうち「基本的考え方」に関する要件はイマイチ消化不良。

多分、「方法論」といいながらも「How」は問うてないんじゃないかという気がする。現状と「目的」の状態のギャップを埋めるために、「何」を「ど うするか」をさらに細分化して、いくようなことじゃないかと感じているんだけど……そのあたりはまだ考え中。

ともかくも。「計画」を作るコトは、長年のボクの不得意分野で、日常管理としての「ToDo管理」も含めて強化が必要なところ。幸いにして「計画」 しなくてはならない業務は売るほどある(誰か買ってくんないかな)ので、OJTで鍛えなおしたいところである。

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