若者がダメなのは、社会が悪いからです。従って、このような社会を作ったアナタがたが悪い

元記事は「だから最近の若者は」と言う定番のフレーズに対する反証を挙げたエントリ6本のサマリ。

いつ何時でも即座に言い返せるように空で言えるくらい覚えておこう(笑)。

実際のところ「若者」なるものは、オトナ達よりもずっと早く「社会」の変化に順応しているだけで、どの時代でもどちらが優れているという種類の比較は無意味だと思う。別の言い方をするなら、もしある時代の「若者」が優れているなら「社会」が優れているからなんだ、というコトだよね。その逆もまた然り。

だから、この手のフレーズが口癖になっている「オトナ」たちは総じて今の「社会」に不満がいっぱいなクチが多い。本当に文句を言いたいのは「社会」に対してなのだけど、それじゃ対象が大きすぎ曖昧過ぎるので目の前にいる「若者」に捌け口を求めるというわけ。……なんて、もっともらしく言ってみたりしてね。別にバックデータをもって言ってるわけではないので、鵜呑みにしないように。ただ「だから最近の若者は……」的な論説も同レベルのロジックとレトリックなんですよ。

そんなわけで、記憶力の不自由なボクはこのように申し上げたい。

「若者がダメなのは、社会が悪いからです。従って、このような社会を作ったアナタがたが悪い」

きっぱりと胸を張って堂々と。

実のトコロ、ボクの欠点のすべてが社会のせいだとは口が裂けても言えない。というか、ほとんどはボク自身に責があるさ。そのくらい分かってる。

でも、そこはそれ。相手も都合よく印象で言ってるだけなんだから、おあいこだよ。ね？

内容:

"それでも、あらためていいたい。今どきの若者は、上の世代と比べ優れているってね。終わらない氷河期をくぐり抜けてきた若手社員のスキルと熱意は高いし、周囲に気を使える人、公共マナーが守れる学生さんは（高齢世代と比べると）圧倒的に多い。電車で見かける「マナーの悪い連中」は還暦に届きそうか越えた連中。人は枯れてくるなんてウソ、トシをとれば取るほど、感情的で傍若無人になる。まるで、老いるとは子どもに戻ることだと言わんばかりに。"
- 「最近の若者はダメ論」まとめ: わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる （Google サイドウィキで表示）