2009/09/07

Solaris 10/x86でJava Developper Kit 6 Update 16 (jdk1.6_16)をインストールする手順

本業の絡みでたまたま作成したものを転用。

Solarisを使ってるような人で果たしてJDKのインストールに悩むような人がどれほどいるかとも思ったけれど、思い返せばかつて自分がそう だったっけ。

インストール用バイナリのダウンロード

まずインストール用のバイナリはJava SE ダウンロード - Sun Developer Network (SDN)からダウンロー ドできる。 Java Enterprise EditionJavaFX, NetBeansな どを使いたければ、それらがバンドルされているもの(with xxxx と書かれている) を, 必要なければJava SE Development Kitの右横にあるダウンロードのボタンをクリックする。すると:

Select Platform and Language for your download:

と聞いてくるので、下のリストボックスで対象のプラットフォームを選択する。ここでは「Solaris x86」を選択する。次に進む前に:

I agree to the Java SE Development Kit 6u16 License Agreement.

このチェックボックスにチェックをつけるのを忘れないこと。

次の画面で、ダウンロードするファイルを選択する。JDK 1.6 Update 16の場合には:

  • jdk-6u16-solaris-i586.sh (自己解凍形式のようなもの)
  • jdk-6u16-solaris-i586.tar.Z (tarballをcompress で圧縮したもの)

上記の二つのファイルが選択できるが、ここでは前者(自己解凍形式のファイル)を選択した。(tarballをダウンロードした場合は、インストー ルしたいディレクトリに移動して<strong>gzcat jdk-6u16-solaris-i586.tar.Z | tar -xfBp -</strong>でインストールできると思うけど未検証)

インストール

ファイルのダウンロードが終わったら次のコマンドを実行する。

   su root
    chmod u+x /tmp/jdk-6u16-solaris-*.sh
    cd /usr ; /tmp/jdk-6u16-solaris-*.sh

なおダウンロードしたファイルは /tmp に配置したものと仮定してある。ダウンロードをパソコンで行った場合にはFFFTPなどの FTPクライアントを使って、アップロードすること。

またインストール先として /usr の直下を想定している。この辺りもお好みで。

コマンドを実行すると、ライセンス利用規約が表示された後:

Do you agree to the above license terms? [yes or no]

このように聞かれるので yes と入力する。要するにライセンス規約に合意します、という意味。その後、JDKが解凍され:

Do you agree to the above license terms? [yes or no]

と聞いてくるので、Enterキーを押す。

ここまででJDKのインストールは終わっているので、この先はお好みで。

   mv /usr/jdk1.6.0_16 /usr/java1.6    /bin/ls -l /usr/java1.6 

単純にインストール先のディレクトリ名を変更しているだけなのであしからず。

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