Solaris 10/x86でJava Developper Kit 6 Update 16 (jdk1.6_16)をインストールする手順
本業の絡みでたまたま作成したものを転用。
Solarisを使ってるような人で果たしてJDKのインストールに悩むような人がどれほどいるかとも思ったけれど、思い返せばかつて自分がそう だったっけ。
インストール用バイナリのダウンロード
まずインストール用のバイナリはJava SE ダウンロード - Sun Developer Network (SDN)からダウンロー ドできる。 Java Enterprise EditionやJavaFX, NetBeansな どを使いたければ、それらがバンドルされているもの(with xxxx と書かれている) を, 必要なければJava SE Development Kitの右横にあるダウンロードのボタンをクリックする。すると:
Select Platform and Language for your download:
と聞いてくるので、下のリストボックスで対象のプラットフォームを選択する。ここでは「Solaris x86」を選択する。次に進む前に:
I agree to the Java SE Development Kit 6u16 License Agreement.
このチェックボックスにチェックをつけるのを忘れないこと。
次の画面で、ダウンロードするファイルを選択する。JDK 1.6 Update 16の場合には:
- jdk-6u16-solaris-i586.sh (自己解凍形式のようなもの)
- jdk-6u16-solaris-i586.tar.Z (tarballをcompress で圧縮したもの)
上記の二つのファイルが選択できるが、ここでは前者(自己解凍形式のファイル)を選択した。(tarballをダウンロードした場合は、インストー ルしたいディレクトリに移動して<strong>gzcat jdk-6u16-solaris-i586.tar.Z | tar -xfBp -</strong>でインストールできると思うけど未検証)
インストール
ファイルのダウンロードが終わったら次のコマンドを実行する。
su root chmod u+x /tmp/jdk-6u16-solaris-*.sh cd /usr ; /tmp/jdk-6u16-solaris-*.sh
なおダウンロードしたファイルは /tmp に配置したものと仮定してある。ダウンロードをパソコンで行った場合にはFFFTPなどの FTPクライアントを使って、アップロードすること。
またインストール先として /usr の直下を想定している。この辺りもお好みで。
コマンドを実行すると、ライセンス利用規約が表示された後:
Do you agree to the above license terms? [yes or no]
このように聞かれるので yes と入力する。要するにライセンス規約に合意します、という意味。その後、JDKが解凍され:
Do you agree to the above license terms? [yes or no]
と聞いてくるので、Enterキーを押す。
ここまででJDKのインストールは終わっているので、この先はお好みで。
mv /usr/jdk1.6.0_16 /usr/java1.6 /bin/ls -l /usr/java1.6
単純にインストール先のディレクトリ名を変更しているだけなのであしからず。